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「自分の力で肉を獲る」こととデジタルマーケティング

「自分の力で肉を獲る ~10歳から学ぶ狩猟の世界~」 著者千松信也さん

児童向けの本で、著者の千松さんは鉄砲を使わずにくくりわなを使って猪や鹿をとるスタイルの猟師さんのお話しです。鉄砲を使わない理由がおもしろくて、子どものころから「『ロビンソン・クルーソー』や『十五少年漂流記』のように無人島に漂着したときに生きのびるための技術」を追求した結果くくりわなスタイルになったそうです。その考えにいきつくまでの子ども時代の体験・アプローチもわくわくするおもしろさがあり子どもにも大人にもおすすめなのですが、罠で獲物を狙う狩猟の考え方や方法が導線を設計してCVを狙うWEBマーケティングに似ているところがあると感じましたので、活かせるヒントをご紹介できればと思いました。

  1. 猟師は山の名探偵
  2. 罠にもルールがある
  3. 獲物を見つけるヒント 「けもの道」「足跡」「木の傷」「泥のついた木」「うんち」
  4. 名探偵になる秘訣
  5. まとめ

猟師は山の名探偵

曰く猟師は山の名探偵、山の環境や獲物の性質を把握し、その動物の大好物はなんなのか、普段はどんな場所で寝ているのか、家族で暮らしているのか、群れで暮らしているのか、単独で行動しているのか、獲物の痕跡を探し、推理し、いつどこにどの大きさの罠をどのようにいくつ設置するか、相手(獲物)との知恵比べだということです。

ユーザーのことを調べてペルソナを考えて、導線を考えて、というマーケティングに通じるものがあると思います。

罠にもルールがある

罠というとよくマンガに出てきてギザギザの歯がついて踏んだら足をはさまれる「トラバサミ」は有名ですが、日本では狩猟で使うのは禁止されています。広告・マーケティングでは景品表示法に抵触する不当な広告やおとり広告が法律・ルールで禁止されていますね。

獲物を見つけるヒント 「けもの道」「足跡」「木の傷」「泥のついた木」「うんち」

むやみやたらと山の中に罠を設置するのではなく「けもの道」に設置するそうです。

WEBサイトの「けもの道」はどこでしょう。PVが多いページは確かにユーザーがたくさん通る道ですが、はたして獲物(成約可能性のある見込みユーザー)でしょうか。(お客様・ユーザーを獲物と呼ぶのは抵抗がありますが、今回はあくまで猟師さん気分ということでご容赦ください)

見込みのお客様の他に、営業をかけたい業者、業界人、社員、求職者、株主、なども考えられます。足跡を探ってみると、流入時の検索キーワードや閲覧ページの経路、熟読している箇所を見ると推測できる場合があります。

つい商品そのものや料金のページに足跡を探したくなりますが、ユーザーの気持ちとして、『“もし“自分がこの商品を購入したら(サービスを利用したら)どうなるか』『自分と同じような他の人は購入してどうだったか』を満たせるコンテンツに足跡があるユーザーはいるでしょうか。「けもの道」「足跡」「木の傷」「泥のついた木」「うんち」の見つけ方は山や獲物によっていろいろあるようですが、なかなか見つけられない方はぜひご相談ください。

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名探偵になる秘訣

『名探偵になる秘訣は、相手(獲物)の気持ちになって考えるということだ。』

千松さんは小学生の息子さんふたりとよくいっしょに山にはいるそうですが、猟師の千松さんより息子さんが先に動物の痕跡を見つけることがあり、

背の低い子ども目線の方が動物たちの目線に近いことが影響しているといいます。時には地面に腹ばいになったりすると枝の下に通り道があったり、葉っぱの裏に残された泥に気づいたりするとも。

猟師=業界人(WEB業界や不動産業界)

動物目線=子ども目線=ユーザー目線

と置き換え、時々作ったサイトや競合他社のサイトをWEB業界とは関係ない家族や知人に触ってもらって意見を聞いたりしてみます。

すると思いがけないところをタップしたりスワイプしたり、業界の人が使わない言葉で検索するのを目の当たりにすることがあります。

 

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