Web関連事業 今日から始めるMEOとNPS 今さら聞けないMEOとは MEO（エムイーオー）とはMap Engine Optimization（マップエンジンオプティマイゼーション）の略で直訳すると地図エンジン最適化となりますが、WEBマーケティングの場では主にGoogleマップ対策のことを指します。広い意味では検索エンジン対策であるSEO（Search Engine Optimization：検索エンジン最適化）に含まれる見方もあるためローカルSEOなどと呼ばれることもあります。 インターネット上のみのECサイトなどのようなバーチャルな店舗とは違って、地域に根差した店舗や展示場を構えている不動産・住宅業のビジネスにとっては欠かすことのできないマーケティング活動の一つとなります。 MEOとSEOは違うの？ MEO（地図エンジン最適化）とSEO（検索エンジン最適化）の呼び方が示すところの違いは、その対象が地図エンジンなのか検索エンジンなのかの違い、のように見えますが実態はそれ以外にも異なる点があります。 一般的にはこのように説明されることが多いです。 ・(1)MEOはGoogleマップでの検索結果の上位に自社を表示させること ・(2)MEOで上位表示させる自社の情報はGoogleマイビジネス ・(3)SEOはGoogle（およびYahoo!・Bing）の検索結果に自社の情報を表示させること ・(4)SEOで上位表示させる自社の情報は自社のWEBサイト 「一般的に」と書いた理由は、発言する立場によって示す範囲・定義が異なる場合があるためですが、MEOという言葉を積極的に用いるのはMEO対策業者が多く、往々にしてそのビジネスの成果指標として、「Googleマップでの特定のキーワードにおける検索結果の上位表示」を用いるために必然的に前述のような定義となってきます。 MEO原理主義的立場からは次の定義を加えることになります。 ・(5)MEOは地図検索結果に表示される自社の情報が社会にとって有益な情報となること ・(6)MEOはその副産物として、地図検索結果に表示される自社の情報が自社のビジネスの成功に寄与するものとなること 少し回りくどい言い回しとなってしまいました。 ここで気に留めておきたいのは、(5)が必ずしも自社のビジネス上のメリットだけを指していないことです。 MEOのメリット ・ユーザーに知ってもらいやすい ・来場・来店意欲の強いユーザーに訴求しやすい ・良いクチコミ・評判を見て来店するお客さんが増えやすい ・大手でない中小企業でも成果がでやすい ・SEOと比べて費用を安く抑えやすい ・悪評がわる目立ちしなくなる MEOのデメリット ・効果が出るまでに時間がかかる ・悪いクチコミが増えると逆効果 ・ビジネス形態によっては効果が出にくい ・悪質な手法を行ってしまうとペナルティを受ける ・運用の手間がかかる NPS（顧客推奨度）との関係 近年の企業活動・マーケティングを語る上で、NPS（ネットプロモータースコア：顧客推奨度）を重視する向きはますます強くなってきていますが、MEOはNPSにも密接に関わっていることは想像にかたくないでしょう。具体的には、企業（サービス）を知人に紹介したいという心理は、そのまま口コミで紹介したいという行動で具現化することができるためです。 そこでぜひ今日から取り組んでほしいのは、NPSアンケートとGoogleクチコミで良い評価を得るために、会社・部門・チーム・個人でできることを話し合うことです。 店舗の集客・MEO・NPSのご相談はこちら エクシムでは、実店舗・展示場をかまえている企業の集客活動とブランディングを支援するサービスをご提供しています。MEO・NPS・集客活動について、もっと詳しく知りたい方は担当者までお気軽にご相談ください。
