これから中古市場が拡大する地域の不動産会社は、お客さまとして買い手だけではなく、売り手も集めなければならない時代になります。「売る人というのは、基本的にその地域で生活している人。だからこそ、そのエリアの生活情報にはニーズがあるのです」と西本は語ります。もちろん、生活情報は買い手にとっても興味のある情報です。その双方から人が集まるメディア、それこそが「地域番組」なのです。そしてその番組づくりと配信のノウハウは、エクシムが提供する。それが西本の考えるプロジェクトです。
個人は、経験・体験した地域の情報を共有することで、周囲の人たちとの距離を近くする。それが地域メディアです。そして行政、商店街、その他異業種、簡単に様々な人とのコミュニケーションが図れるようになるのです。たとえば番組では商店街の情報を流す。商店街には物件情報のチラシなどを置いてもらう。そんな関係の構築をお手伝いできたら」と西本は語ります。
地域のコミュニケーションを図ることが、真の地域密着と感じている西本。彼が着想した地域メディアは、情報仲介を通して地域貢献を目指すエクシムの試金石となります。